キャッシングと聞くと大抵の人は「お金を借りる」ことだと想像します。
ただキャッシングと一言に言ってもその幅は広く、消費者金融からお金を借りる事もそうですしクレジットカードに付帯するサービスもキャッシングです。
「消費者金融からお金を借りるのは抵抗がある」という人でも、クレジットカードは当たり前のように使用していたりキャッシングはイメージや意味が幅広く含まれている言葉だと言えるでしょう。
キャッシングは大まかに表現すると「お金を借りること」ですが、同じような意味合いを持つ言葉で「ローン」があります。キャッシングは利用したことがなくても、ローンは利用したことがある人は多いのではないでしょうか。
ローンとは家を購入する時や車を購入する時など、お金を借りる目的が限定されています。例えば住宅ローンを利用する時は住宅購入資金に充てられるわけですが、キャッシングは使用目的は制限されません。
ですから、ブランドのバックを買っても良いですしギャンブルに使っても良いわけです。
ローンは計画を立てて借りる場合が多いですが、キャッシングをそこまでの計画性を持って利用する人は少ないイメージがあります。とはいっても、ローンもキャッシングも借りているわけですから返すことが大前提です。
「借りたけれど返せない」という事態にならないように、いずれもよく考えて利用することがポイントです。
また、キャッシングとローンでは大きな違いがひとつあります。
それは「金利」です。ローンは金利がキャッシングより低く設定されていて住宅ローンならば変動金利や固定金利など、自分で返済に合った最適なプランを選ぶことが可能です。それに対してキャッシングはローンよりも割高な金利となっています。
一時期、社会問題にもなった消費者金融でのキャッシングは法外な金利でした。しかし、現在では消費者金融の金利も正常化されており常識で考えられないほど高い金利設定はなくなりました。ローンより身近なキャッシングですが、こういった点も踏まえて利用していかなければいけません。
消費者金融業界壊滅!:日経ビジネスオンライン
http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20101213/217521/
キャッシングはよく聞くワードです。買い物する時やお金がどうしても必要な時に便利ですが、その意味を知れば知るほど奥深さが分かってきます。
特にローンとの違いは、事前に知っているのと知らないのとでは今後に大きな差が生じます。キャッシングを利用する人は、キャッシングの意味をよく調べてから利用するとより計画的にお金を借りる必要性に気が付くはずです。